既得権経営はお辞めなさい
ファロ コンサルティング 勅使川原 忠です。
日増しに春らしく成ってきましたネ!
陽気が良いと気持ちも軽く仕事にもイイ影響が出るので
良い結果に成りやすのでこの季節は何時もより行動に拍車がかかります。。
先日もクライアントの方々と同行して
ビジネスに使える材料の講習~背景を伺いに
とあるメーカーさんにお伺いしました。
その際に感じたこと本日はお伝えします。
そのメーカーさんというのは
特殊な技術を盛り込んだ材料を特許を取得して
販売しているメーカーで、
類いした商品はあるものの
商品としての効果には絶対の自信をお持ちのようでした。
その商品を丁寧にご説明頂き
製法や効果、主な使用先などをお聞きして、
販売方法の説明を受けた中に
「商品の使用先や使用するアイテムなどの
アプルーバル(事前承認)が必要である・・・。」
との販売制約が有るとのことで、
私は・・・?に成りました。
ブランドや最終商品ならマーケット・バッティングの
関係などで往々にしてある話ですが・・・。
このメーカーが扱っているのは
可成り原料に近い商品で
加工しなければ店頭には並ばない商品です。
こんな商品に何故・・・?
その理由は私の推測ですが
・・・商品寿命の延長と企業継続の為に
販売制約を掛けて適量ずつ販売して行く
経営戦略だろうと思います。
つまり見方を変えれば
「この商品にしがみついた経営戦略」で運営している。。
この戦略は私の考えからすると
・・・かなり無謀だと感じます。
私のクライアントであれば
即刻考えなおして頂くレベルかと・・・。
それは何故か・・・以前にもお話していますが、
商品の価値を決めるのはクライアントで
クライアントが価値を感じている期間が
商品寿命になるからです。
クライアントは必要なくなれば買いませんよね・・・?
私がこの会社をコンサルタントするのであれば
最終工程以外の技術は公開して
徹底的に営業を掛けて一挙に売り出します。
そしてその利益を再投資して
新たな商材の開発にあてて研究体質の
会社作りを目指して運営して頂きます。
特許で全方向をカバーするのも
余程の新たな商材で無い限り無理でしょうし、
クライアントやエンドユーザーには関係のない話ですから・・・。
企業が独自で既得権を張り巡らすして価格操作をするのは
無謀だと言えるのでご注意を・・・!
本日も最後までありがとう・・・。。
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FARO consultant&coaching 勅使川原 忠 tadashi teshigawara
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